ご 挨 拶

長野県高等学校野球連盟南信支部のホームページにおいでいただき、ありがとうございます。
このホームページは、南信支部関係の資料を掲載するとともに、高校野球を応援してくださっている皆さまに、さまざまな情報を提供するために運営しております。よろしくご活用をお願いいたします。

 さて昨年は「高校野球百年」記念の年でした。夏の選手権大会、819日の準々決勝「仙台育英対秋田商6対3で仙台育英が勝利した試合、ラジオで解説した元慶応監督の鬼島一司さんが「ハードファイター グットルーザー」という言葉で敗者秋田商の健闘を讃えました。秋田商のピッチャー成田翔君をはじめナインの最後まで粘り強く戦う姿を賞賛して、述べられた言葉でした。「ハードファイター」=果敢なる闘士たれ!「グッドルーザー」=潔い敗者たれ! 対句になっていて、どこまでも粘り強く戦え、しかも正しく戦え!卑怯な戦いはするな!不正なこと無礼なことをするな!と。この言葉は、慶應義塾大学の小泉信三塾長が体育会70周年の講演にて述べた、「フェアプレー精神」・「友達を得る」・「練習は不可能を可能にする」の三つの話に由来します。
 現在の日本学生野球憲章の第1章第2条には「学生野球の基本原理」として、「学生野球は、教育の一環であり、平和で民主的な人類社会の形成者として必要な資質を備えた人間の育成を目的とする。」、「友情、連帯そしてフェアプレーの精神を理念とする。」と明記されています。このことは、高校野球が何よりもまず「人間の育成」をめざす、教育的な活動でなければならないということを、はっきりと示しており、高校野球にたずさわる者としては、常にこのことを自覚し、運営に当たっていかなければならないと考えております。 高校野球を応援してくださっている地域の皆さま、保護者の皆さまをはじめとして、少しでも多くの皆さまに球場に足を運んでいただけるように、今後もよりよい大会運営をめざし、迅速な情報提供を心がけて参りますので、変わらぬご支援をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。
 高校野球の魅力は、最後まで諦めないひたむきな全力プレーにあります。そして、日々のグランドでの厳しい練習を、球場での試合において発揮し、時にはそのプレーが奇跡を生み、私たちに勇気と感動を呼び起こしてきました。また、高校野球を通じて、心身の鍛錬に務め、ルールやマナーを学びことから教育的な活動の一環に位置付けられてきました。
 なお、今年度4月から、新たに伊那弥生ケ丘高校が南信支部の事務局を担当させていただくことになりました。よろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、支部の運営にたずさわっていただいている審判員、記録員の皆さま、さらに各高校の部長、監督、そして支部役員の先生方、球場関係者の皆さまに、この場をお借りして改めて深く感謝申し上げるとともに、今後も変わらぬご理解とご協力をお願いし、ご挨拶といたします。

平成28 年(2016年)4月7日
長野県高等学校野球連盟南信支部長
長野県伊那弥生ケ丘高等学校長 矢澤 要輔