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2026.07.25

第108回全国高等学校野球選手権長野大会 久保村 智 会長 「閉幕に寄せて」

 

第108回全国高等学校野球選手権長野大会の閉会にあたり、共に主催していただいた朝日新聞社様、ご後援を賜りました長野県教育委員会様、松本市をはじめとする自治体様、審判部、記録部、医療スタッフの皆様、球場関係者の皆様、全てのご関係の皆様に厚く御礼申し上げます。高校野球ファンの皆様、今年も高校生に温かいご声援を賜り、心より感謝申し上げます。

 

まず最初に、素晴らしい熱戦を繰り広げてくれた両チームに、大きな拍手をお送りします。皆さん、感動をありがとう。そして、猛暑の中、仲間を応援し続けてくれた両チームのスタンドの応援団の皆さんに、ありがとうの拍手をお送りします。

 

優勝した、松商学園高校の皆さん、長野県連覇、39回目の優勝、まことにおめでとうございます。大きな拍手をお送りします。各投手の粘り強いピッチング、それを支える堅実な守備、チーム一丸となったチャンスに強い攻撃、総合力、優れたチームワークは県内随一、さすが伝統校、優勝にふさわしい戦いぶりでした。昨年の甲子園への思いも皆さんの原動力になったことでしょう。2年連続の甲子園では、その思いも込めて、存分に戦い抜き、皆さんの校歌を甲子園に何度も響かせてください。県民の皆さんが応援しています。優勝、まことにおめでとうございます。

 

準優勝の東京都市大学塩尻高校の皆さん、これまでの戦い、見事でした。そのご健闘を心より讃え、大きな拍手をお送りします。今日の決勝戦では、あと一歩及びませんでしたが、優勝に優るとも劣らない戦いぶりでした。冷静なピッチングの投手陣、安定したディフェンス力、そして勝負強いバッティング、いずれも優勝に匹敵する実力でした。特に接戦での粘り強さは、今大会屈指でした。悔しさは想像に余りありますが、ノーシードからの準優勝、胸を張って、母校の仲間のもとへ、そしてご家族のもとへ戻ってください。ご健闘を心より称えます。

 

そして、両チームの皆さん、皆さんのチームは、多くの部員さんが在籍しているチームです。3年生でも、ベンチ入りが叶わず、支えてくれたチームメートもいることでしょう。改めて、その仲間に、感謝の念を伝えていただければ幸いです。そして、松商学園の皆さんには、決勝戦で全力を尽くし合った都市大塩尻の皆さんの思いを支えとして、そして68チームの皆さんの代表という誇りを大きな力として、甲子園で高校野球の集大成、全国優勝を目指して頑張ってください。

 

今大会では、私立高校がベスト8に進出し、上位の戦いを繰り広げてくれました。公立高校も8校がベスト16に進出し、粘り強さを発揮してくれました。どのチームの皆さんも、野球技術はもちろん、最後まで諦めない姿、挫折や苦難を克服した経験、チームプレーから学んだ他者への思いやりなど、これからの生き方につながる大きな財産を得たことでしょう。それこそが、高校野球の魅力だと私は思います。ぜひ、次世代へも引き継いでいってください。

 

全チームのご健闘を讃え、閉会の挨拶といたします。来年の第109回大会で、皆さん、またお会いしましょう。今大会へのご声援、まことにありがとうございました。

 

令和8年7月25日 長野県高等学校野球連盟 会長 久保村 智