2025.07.05
【育成功労賞表彰の様子】
【原 登 先生 インタビュー】
1.高校野球の監督としての魅力を教えてください。
27年間、県立高校4校で監督をやらせていただきました。
勝つ喜び、負ける悔しさを選手とともに味わってきました。
すべてのチームが甲子園出場を目指し、日々努力を重ねていると思いますが、なかなか夢は叶いません。
しかし、大会に出場するチームは、甲子園出場の可能性は0%ではないと思います。
可能性は1%しかないかもしれませんが、その1%を信じて、毎日練習を続けることが高校野球の魅力だと思います。
2.これまでの指導(練習や試合)の中での思い出を教えてください。
部員不足で、選手6名、一般生徒(助っ人)5名で秋季大会に出場した年がありました。
当時の上伊那大会(現在の上伊那交流戦)に出場して、0対38(7回コールド)敗退、秋季南信予選会は2対18で負けました。
高校野球の厳しさを実感するとともに、この敗戦が私の原点になりました。
3.これからの高校野球に期待することを教えてください。
現在、7イニング制、DH制導入が検討されています。
また、長野県では、長野県野球協会が設立され、野球人口増加、競技力向上などを目的に底辺拡大にご尽力いただいています。
時代の変化とともに様々な観点で取り組みがなされ、現在の高校野球が発展していると思います。
高校野球の魅力は、全力で白球を追う球児の姿にあると思います。
多くの変化に対応しながら、常に『F』の精神を忘れず、全国また長野県の高校野球がさらに発展していくことを願っています。
私も微力ながら、今後もお手伝いしていきたいと考えています。
【原 登 先生と久保村 会長】